お遍路ハイライト「発心の道場」8日間

お遍路ハイライト「発心の道場」【7泊8日】

このツアーは、「悟り」を求めて現世の欲望を捨てた弘法大師の足跡と教えに思いを馳せ、88の寺院を巡る1,400キロの祈りの旅の第一部です。約1200年前、深い悩みを抱えていた弘法大師は人生の意味を求めて四国巡礼を始めました。孤独な時間、修行、そして自分自身との対話を通して、彼は自分が直面しているものが物質的なものではなく、精神的なものであることに気づきます。そして美しい四国の自然を前にして、それは自分自身の一部でありその逆もまた然りである、という不思議な感覚に襲われました。そこから彼は「悟り」の探求を始めます。
日本で最も有名な巡礼路である四国遍路は4つの修行道場から構成されており、本ツアーは1番目「発心道場」のコースです。
ハイライト・日本で最も有名な巡礼路「四国遍路」の最初のパート発心の道場の重要なお寺の巡礼。
・四国遍路専門の英語ガイドと歩くことによる詳しい説明や意味の理解。
・写経や瞑想、説法など仏教体験。
・日本の里山での暮らしから見える日本人の心や宗教観を感じる体験。
・Ebikeやトレッキング、クルーズ船などアクティブな移動。
メインアクティビティ・eBikeサイクリング
・トレッキング
実施期間1~12月
含まれるもの全てのガイド、アクティビティ代
食博7泊 朝食7回 ランチ6回 ディナー7回
含まれないものアルコール代
その他、個人的な出費
価格488,000~

1日目のハイライト

夕方4時にJR徳島駅前のホテルに集合します。徳島駅には徳島空港から直通リムジンバスが1時間に1本運行されており、所要時間は約30分。早めに到着する場合、先にホテルにチェックインもできます。
集合後、ウエルカムパーティーの会場へ移動します。最初のパートは四国遍路の説明や旅の注意点、また参加者の自己紹介をし、その後、日本の居酒屋でのウエルカムパーティ。ガイドとスタッフ、そして参加者の親睦を深め、旅への期待を高めます。

2日目のハイライト

1200年前の歴史ある四国遍路。橋も道路も整備されておらず渡し船の利用も多くあった時代に想いを寄せながら、最初の移動はクルーズ船です。徳島市内の水路を抜け吉野川に出たときの迫力は圧巻です。1番寺近くの水辺公園でクルーズを降りたら、そこからはEbikeに乗り換え最初のお寺を目指します。
最初のお寺ではお遍路に必要なグッズを揃え、お寺の各施設のガイドをし、丁寧にお遍路の慣わしをガイドします。
ランチの後はさらに巡礼を進め、それぞれの教えや伝説に耳を傾けながら2₋6番を訪問し、この日は安楽寺宿坊に宿泊します。

3日目のハイライト

3日目は弘法大師の教えを深く学ぶ日です。宿泊した宿坊にて、瞑想や写径を体験し住職の説法に耳を傾けます。
午後からは神社の目の前にお寺がある13番札所大日時へEbikeで移動し個性的なルーツを持つ住職の話しから、四国遍路の包容力を考えます。日本と韓国、アメリカにルーツを持つ住職、以前は向かいの一宮神社が遍路の目的地だったという神仏習合の考えなどを通して、日本人の宗教観や、それがベースになった日本人の心に迫ります。

4日目のハイライト

お遍路巡礼には欠かせない修行道。遍路ころがしとも呼ばれる11番札所から12番札所の山登りは四国遍路の最初の難関です。
ガイドと共に約6時間の山登りの中で、弘法大師の生い立ちや四国巡礼を始めた理由を考えます。
ツアーでは給水や補給食の準備、またサポートカーの同行もありますので、安心して修行道へチャレンジすることができます。
夕方には前日と同じ温泉ホテルに泊まり、この日はゆっくり身体を休めます。

5日目のハイライト

前日の疲れが残るこの日は朝ゆっくり出発し、専用車で一路上勝町へ移動してごみゼロを目指す上勝町のコンセプトを体験します。20年前からごみをゼロにする目標を掲げた町の取組みから、悟りを得たとき「自分は自然の一部であり、自然もまた然り」と感じた弘法大師の教えや万物に神が宿るという日本古来の神道にルーツに持つ日本人の心を学び、「サステナブル」を新たな視点から考えます。
宿泊はサステナブルを体現する日本の里山でのホームステイと温泉ホテルからお選びいただけます。

6日目のハイライト

引き続き神山町にて日本の里山を体験します。季節ごとの農作業や家の仕事を体験し、昔ながらの日本の暮らしにあるサステナブルな知恵や工夫を学びます。欧米とは異なる自然観を持つ日本人の生活を体験することにより、そのベースにある仏教や神道の概念について発心するきっかけとなるでしょう。
天気に合わせて。里山Ebikeツアーや室内でのアクティビティも楽しみます。

7日目のハイライト

再びEbikeに乗り巡礼へと足を進めます。この日のハイライトは21番札所太龍寺。ロープウエイに乗って、発心の道場で一番美しいとされるお寺を目指します。また途中の那賀川沿いを走るコースも、本ツアー行程で一番美しいサイクリングロードです。
その後、道の駅やスーパーでお土産タイムを取りながら、ツアー最後の宿となる温泉ホテルにて旅の疲れを癒します。

8日目のハイライト

発心の道場、最後のお寺となる薬王寺を目指してEbikeで下ります。寺のシンボルである瑜祇塔は弘法大師の経典を表したもの。ガイドと共にじっくりと楽しみ、発心の道場での学びを振り返りながら、その意味を考えます。
その後日、徳島行きの鉄道時間に合わせて道の駅のある和佐駅にて解散。希望者は薬王寺温泉に入ることもできます。

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